しんゆりシアター劇団わが町第12回公演「わが町しんゆり」このイベントは終了しています
舞台・演劇
イベント概要
- サブジャンル
- 演劇
- 開催日
- 2022年12月2日(金) ~ 2022年12月4日(日)
- 開催時刻
- 2日(金)19:00 3日(土)13:00 ★ライブ配信、18:00 4日(日)12:00、17:00
- 会場
- 川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
- 会場所在地
- 神奈川県川崎市麻生区万福寺6丁目7-1
- 料金
- 一般 2,700円 学生 2,200円 小学生 1,500円 障がい者割引 2,500円 (全席指定・税込)
- 主催
- 川崎市アートセンター
- 詳細
- 幕なし。舞台装置なし。入場する観客には、空っぽの舞台が目に入るだろう。
コロナのせいで、多くの劇団が、公演中止や延期をする羽目になっているのに、〈市民劇団・劇団わが町〉は、幸いにもそんな目に遭うこともなく、順調に公演を重ねて、10年になる。アートセンターも、誕生して15年の節目を迎える。
こうした節目の年にふさわしい演目は何だろう、と考えて、やはりそれは出発点に立ち返ることだろうと思った。出発点――『わが町しんゆり』の再演である。
1937年、リアリズム全盛の世界の演劇界に、彗星のように登場したワイルダーは、演劇はこうあるべきだという考えから、ひとり自由だった。あり得ることしか許されない時代に、何でもありの、観客の想像力を信頼した演劇を作った。代表作が『わが町』である。現代劇の出発点というべきその『わが町』を、日本に翻案できないかと試みたのが、長岡輝子さんの『わが町溝の口』である。(劇団わが町でも2016年に上演している。)それ以後、大勢の劇作家たちが、それぞれの地域の名を冠した『わが町』を試みている。その「しんゆり版」を試みたのである。それもオリジナル版と、同じ舞台で、同時進行で。ワイルダーの何でもありを、私なりに発展させたつもりだった。
評判になったそれを、再演しようというのである。台本には多少の手を加えた。この10年で、劇団が『わが町』の名にふさわしいものになったかどうか、見届けていただきたい。
劇団わが町 芸術監督 ふじたあさや
イベントに関する問い合わせ
- 問い合わせ先
- 川崎市アートセンター
- Eメール
- info@kawasaki-ac.jp
- ホームページ
- https://kawasaki-ac.jp/th/theater/detail.php?id=000475